大腿直筋を模したベルトを用いた椅子からの立ち上がり動作について
小池陽輔・近藤 篤・平柳富美・山本武史
第42回日本理学療法学術大会(H19.5.24-26)(新潟)
大腿直筋を模したベルトを利用した立ち上がり運動によるCKCトレーニング
天野徹哉 酒井孝文 石田恵子 小池陽輔 平柳富美 近藤篤 山本武史 川﨑達也 知花亜希子 河村顕治(MD)
(概要)閉運動連鎖(closed kinetic chain;以下CKC)運動は大腿四頭筋とハムストリングの共同収縮が得られるとして、前十字靭帯再建術後のリハビリテーションなどに応用されている。しかし、CKC運動の代表とされる通常のスクワットではハムストリングの筋活動はほとんど見られない。一方、河村は体重を支えるレベルのCKCの状態では大腿直筋が電気的にはサイレントであることを見出した(CKCサイレント)。 今回、大腿直筋を模したベルトを利用してハムストリングの筋活動を高める工夫について研究を行った。